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【必見!】退職間近のリスク資産、いくら必要?

老後資金
もっち
もっち

結論、余剰資金の40%が目安です。

「退職したら、収入が無くなるしお金のことが不安だけど、どうしたらいいか分からない」と悩んでいませんか?

この記事ではリスク資産を持つメリットや割合、選び方をわかりやすくご紹介します。

結論、60歳ならば、余剰資金の40%をリスク資産で持つことがおすすめです。

私は、59歳の時に37年間働いた教職員を退職し、ほぼ無収入になりました。

働くことに息切れした私は、老後資金の不安から新ISA,iDeCo,高配当株、年金など色々調べて実践しています。

その知識と経験を活かして、60歳のリスク資産の持ち方についてサポートするのでぜひ参考にしてください。

リスク資産を持っておくメリットとリスク

銀行の定期預金や個人向け国債では、金利が年利0.8%ほどしかありません。

しかも、今は物価高でインフレ率3.8%と非常に高いです。

これではお金の価値がどんどん下がっていく一方です。

リスク資産を持っておくメリット

インデックス株であるS&P500やオルカンなどであれば年利5~7%ほど期待できます。

これならインフレ負けすることはありません。

暴落しても、基本的に株価は右肩上がりなので資産は増えていきます。

リスク資産のリスク

もちろんハイリスク・ハイリターンなので、暴落することは必ずあります。

暴落から回復する期間を見越して、15年以上持ち続けられる余剰資金で購入しなければなりません。

リスク資産は余剰資金の◯%

もっち
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余剰資金の算出方法を解説します。

月々の生活費を明らかに

食費や日用品費、サブスク費、住居費、水道光熱費、医療費、美容費、趣味の月謝費、交際費、遊興費、マイカー関連の費用などを明らかにしておくのは必須です。

これがわかると、年金をもらうまでの期間の生活費を算出することができます。

将来必要な支出を予測する

自分の場合は将来必要な支出はいくらぐらいなのかざっくりでもいいので予測します。

  • 年金をもらうまでのつなぎの生活費
  • リフォーム代
  • 家電の買い替え費用
  • マイカーの買い替え費用
  • 医療、ほけん費用
  • 火災保険料
  • 葬儀費用
具体的な金額はこちらを参考に!

この将来必要な費用は、絶対にリスクにさらさないように、銀行預貯金や国債などの無リスク資産で確保しておきます。

総資産と余剰資金を算出しよう!

総資産

銀行の預貯金や国債、新NISAやiDeCo、住宅ローンなどの費用を明らかにします。これらを合算したものが総資産です。

余剰資金

総資産額から、将来必要な金額を差し引きます。これが余剰資金です。

(総資産)ー(将来必要な費用)=(余剰資金)

この余剰資金の中からリスク資産を買います。

60歳のリスク資産割合は、余剰資金の40%

リスク資産割合=100-(自分の年令)

この式に当てはめるので、60歳の場合は40%となります。

新NISAをiDeCoよりも優先させて

もっち
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新NISAやiDeCoとは、例えれば、野菜を植える畑です。

結論、新NISAのほうがiDeCoよりも自由度が高く、メリットも大きいので、優先的に枠を埋めてしまうのがおすすめです。

理由は、新NISAには所得税などの税金がかからないという最大のメリットがあるからです。

その非課税枠も年間360万円、1人あたり最大1800万円と、iDeCoよりも大きな畑です。

一方、iDeCoは、非課税ではありません。

掛金の全額が所得控除の対象となり、所得税と住民税が軽減されるメリットがあります。

しかし、退職して収入が無くなる人、つまり所得税や住民税を払っていない人、または所得が少ない人は、掛金の所得控除による税メリットを十分に享受できません。

また、引き出す時は60歳以降、しかも掛け始めて10年以上経たなければなりません。

さらに引き出すときには運用益に所得税などがかかります。

このようにiDeCoは条件が複雑なんです。

まず新NISAの枠1800万円を埋めて、それでも資金に余裕がある場合はiDeCoにも・・・という順で購入しましょう。

新NISA枠でのおすすめはこれ!

もっち
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では、新NISAの畑では、何を買ったらいいか悩みますよね。

新NISAという広い畑にどんな野菜を植えたらいいか、つまどんな株を買ったらいいかご紹介します。

つみたて投資枠では、インデックス株

結論、S&Pやオルカンです。

これらはランキング1位、2位の超人気商品!どちらかを買っておけばまちがいなし!

両方でもOK!

成長投資枠では、日本高配当株または米国社債(LQDなど)

新NISAは、分配金は非課税です。

このメリットを活かして、分配金がもらえる日本高配当株や米国社債をおすすめします。

これらは、つみたて投資枠で買うことができないので、成長投資枠で買います。

ただし、日本高配当株は銘柄選びと購入タイミングが超重要なので勉強がマストです!

成長枠でS&Pやオルカンを買うのもアリです。ただし、分配金はありません。

途中ではもらえないけど、取り崩す時にオマケがいっぱいもらえる感じです。

まとめ

リスク資産は、もちろんリスクはありますが、インフレ対策として持っておくメリットがあります。

大事な老後資金なので、自分の余剰資金を基に、いくらまでならリスク資産を持てるのかを算出しましょう。

60歳なら余剰資金の40%です。

そして、メリットの大きい新NISA枠を、資金に余裕があれば最速で埋めることをおめします。

将来必要な出費を無リスク資産で確保しておき、野菜がどんどん増えていく大きな畑、新NISAを埋めておくことができれば、もう安心です。

残りは自由に使いましょう!

老後、自由に時間とお金を使うために一生懸命働いてきたのです。

体が自由に動くうちにお金の価値を引き出すことが、幸せへの道です。

もっち
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もう、お金をためなくても大丈夫です。

65歳以降は年金がもらえるし、配当金ももらえるし、無リスク資産とリスク資産を少しずつ取り崩せばいいですし。

このように数字で明らかにしておくことで漠然とした不安はなくなります。

60〜75歳は、人生のゴールデンタイムだそうです。時間も体力もお金もあるからです。

今日が人生で一番若い日です。自由な時間とお金を有効に使って、幸せに暮らしましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです!

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