「プリエ」「タンジュ」など以下に記載したバレエ用語は、どこのバレエ教室でもレッスン中に必ず、おこなう動きです。例えば、バーレッスンで「つぎプリエいきます」「5番ポジションでルルベからアテール」など、レッスン中に先生が説明しますので、理解できるように用語と動きを覚えておきましょう。
また、以下に紹介するものは、すべてのバレエの動きにつながるものですので、とても重要です。
プリエ

プリエとは、フランス語で「曲げる」「折る」という意味になります。膝を外側に向けて曲げる動作のことです。股関節、膝、足首をしっかり意識して曲げるのがポイントです。
レッスンでは、上で紹介した足のそれぞれのポジションでプリエをおこないます。

プリエには、ドゥミプリエ(かかとが浮く寸前までプリエをする)と、グランプリエ(かかとが浮くくらい深くプリエをする)の2種類があります。
タンジュ

タンジュとは、フランス語で「ピンと張った」という意味になります。膝を曲げずに足をピンと張り、つま先を床から離さないように、足を滑らせながら前後左右に出す動きです。ポイントは、完全に足を前に伸ばした状態のときに、つま先は床に付いたままにすることです。つま先を床から離すと次に説明する「ジュッテ」になります。
ジュッテ(バットマン・ジュテ)

ジュッテは、フランス語で「放り出す」という意味です。タンジュの状態から、足を45度持ち上げる動きになります。このときに「シュッ」と素早く足を持ち上げるのがポイントです。ジュッテは、センターレッスンでジャンプをするときに使いますので、とても大切な動きです。
ルルベ

ルルベとは、フランス語で「持ち上げる」という意味です。両足のかかとを同時に床から持ち上げ、つま先立ちした動きです。ルルベをする際は、母指球(ぼしきゅう)・小指球(しょうしきゅう)・足の指の全体で床を押すようにするのがポイントです。
アテール

アテールとは、フランス語で「床の上」という意味です。足の裏を床につけた状態で、立つことを指します。例えば、レッスンでルルベの状態のときに先生が「アテールになって!」といったら、かかとを床におろしてください、という意味になります。
つま先が床から離れている状態を「アン・レール」といいます。
私の教室では、脚を前から後ろへ回すとき、または後ろから前に回すときによく使います。

まとめ
バレエでは、膝、つま先をピンと伸ばすことが超基本となります。動きを覚えることに夢中になると、つい膝やつま先がゆるんでしまいます。
私の先生は「股関節から脚と思って、つま先まで外向きにぐるぐる回し続けて!」とおっしゃいます。私は、ドリルで床に穴を開けるようなイメージでやっています。
かかとを上げてつま先立ちになることも、バレエの特徴ですね。これがまた、体が持ち上がらない😂
筋トレにもなるので、やるしかないですね🥹
参考になれば嬉しいです!最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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