「アラベスクをすると、どうしても体が傾いてしまう…」「脚を高く上げると、胸が落ちてしまう」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
わたしもずっとそんな悩みを持っていましたが、先日のレッスンで先生からアドバイスを受けました。
イメージしやすくて納得したので皆さんにも共有します。
この記事では、アラベスクを美しく安定させるための2つのポイントと、そのために役立つ簡単なトレーニング方法をご紹介します。
初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ日々のレッスンに取り入れてみてください。
アラベスクを安定させる2つのコツ
① 対角線を意識して引っ張り合う
アラベスクで上げた脚のつま先は、反対側の肩と「対角線上で引っ張り合う」ように意識すると、体がぶれにくくなります。
この意識を持つことで、上半身が脚の方向へ流れるのを防ぎ、胸を正面に向けたまま脚を高くキープすることができます。
- 胸を正面に向ける(これ、めっちゃ大事!)
- 上げた脚のつま先と反対の肩で引っ張り合う
② 背筋を使ってアラベスクをする
脚を高く上げたいとき、つい脚の筋力ばかりに頼りがちですが、実は背筋の使い方がとても重要です。
背中から脚を引き上げるような感覚を持つことで、アラベスクのラインがぐっと伸びやかになり、脚の高さも自然と出るようになります。
- 背骨の延長線上に脚があるイメージを持つ
- 肩に力を入れず、首は長く保つ
自宅でできる!背筋トレーニング
美しいアラベスクのために、背筋を鍛える簡単なトレーニングをご紹介します。特別な道具は不要で、家で今すぐに取り組めます。
【トレーニング方法】

- 床にうつ伏せになります
- 胸の横あたりに両手を置きます
- 首を長く、肩を下げたまま、上半身を腹筋と背筋で持ち上げます
- 慣れてきたら、両手を離してキープ(無理のない範囲で)
背骨を長く伸ばすイメージをして
- 背骨の1つ1つを引き離して長くする感覚を大切に
- 肩が上がらないように注意
このトレーニングを日常的に続けることで、背筋がしっかり使えるようになり、アラベスクの姿勢が格段に安定します。
まとめ

アラベスクを美しく決めるためには、「上げた脚と反対側の肩で引っ張り合う意識」と「背筋を使うこと」がポイントです。
日々のレッスンに加え、自宅でもできるトレーニングを継続していくことで、無理なく改善されていきます。
脚が高く上がらなくても、後ろに美しく伸びるアラベスクのライン、憧れますよね!
わたしも少しだけラインが変わってきたように感じます。”継続は力なり”で続けていきます。
バレエ大好きな皆さんの参考になれば嬉しいです!最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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